新春企画展「雛祭」で、今回初めて「西王母像」を展示しました。
この西王母は、中国古代の伝説の仙女
漢の武帝に不老長寿の「ももの実」をあたえられたといわれています。
3月3日は「桃の節句」と呼ばれますが、この「桃」に関係しているのが、
この仙女・西王母で、誕生日も3月3日といわれているそうです。
桃は長寿のシンボルとして日本でも珍重され、中国では邪気を祓う霊力に富む
と信じられているそうです。
この西王母像の画賛を江戸時代の備中鴨方藩の文人である、西山拙斎(にしやませっさい)
が詠んでいます。
雛人形とともに、この逸品もご覧ください。