企画展「八朔の馬」

企画展「八朔の馬」が始まりました。 10月4日(土)まで

八朔とは、旧暦八月一日(朔日)のことで、この日は稲の豊作を願う大切な日で、「田の実の節句」とも呼ばれ豊作祈願が行われました。
また、徳川家康が江戸城に正式に入城した日で、江戸幕府の始まりを記念する吉日とされ、江戸幕府では公式行事の一つでもありました。
「八朔の日には馬を贈る、馬を用いた儀式を行う風習」が武家社会や江戸幕府の中で行われていて、白馬は神聖・神の使い・清めの象徴と
され、子どもの成長を祈願をする白い馬は清らかで、神の祝福を受けた存在でもありました。鞆の浦の「八朔の馬」は、港町の栄華により
それらをうまく取り入れ出現したもので、神聖な白い馬に子ども達の成長を願った行事です。
企画展では、江戸末期~昭和初期つくられた大小様々な馬と、中村家日記にある江戸末期(嘉永4年)の「八朔の馬引(馬出し)」の記述、
各地に残る八朔の行事を紹介します。

〇企画展「八朔の馬」
【と き】    10月4日(土)まで
【入館料】    一般150円、高校生まで無料
【休館日】    月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)

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